こんにちは!ワイロです。
今回は、スターウォーズのスピンオフ小説『帝国の後継者』下巻の感想を書いていきます。
これは非正史ですので、この本の設定が正史でも適用されるかは分かりません。
一部『スカイウォーカーの夜明け』のネタバレがあります。
帝国の後継者の作品情報
1992年(オリジナル) 2019年 (新訳版)
著者 ティモシイ・ザーン
講談社文庫
今回読んだのは「2019年版」の方です。
「1992年版」とは違う点がある可能性があります。
帝国の後継者 下巻のネタバレあらすじ
ざっくりあらすじ
帝国崩壊後の新共和国と帝国の残党との戦い
18章
ルークはタロン・カードに捕まる
19章
カードとルークの話し合い
ルークはカードのアジトに監禁される
20章
ハン、ランドはカジノでタロン・カードの連絡員と会う
カードのアジトに連れて行ってもらうことに
21章
ハン、ランドがカードの星に来るので、ルークは倉庫で監禁されることになったが脱出を試みる
22章
スローンがカードの星に来る
ルークは倉庫から脱出
23章
マラとルークはドッグファイトの末、ジャングルに墜落
帝国軍にルークを匿っていることを知られないように脱出を試みる
24章
カードは星を脱出することに
25章
キャッシークでのノーグリとレイア、ウーキーの戦い
ノーグリとレイアの話し合い
26章
マラ、ルークはジャングルを進む
マラは自身の過去を話す
27章
スローンはスルイス・ヴァン作戦を開始
ウェッジは護衛任務へ
フェイリャによるクーデターが起きる?
28章
ルーク、マラ、ハンは帝国に捕まる
が、まだ身元はバレていない
29章
ランドによる待ち伏せ攻撃
ルーク、ハンも協力した事で攻撃は成功
30章
ルーク、ハン、ランドはスルイス・ヴァンへ
スローンはスルイス・ヴァン作戦を開始
31章
スルイス・ヴァンでの戦い
ウェッジ、ルーク、ハンの反撃によりスローンは撤退
32章
ルーク、ハンはコルサントに帰ることに
アクバーが反逆罪で逮捕される
帝国の後継者のネタバレ感想 スローンが活躍しないのが残念
今回も面白いです。
前回から出てきたルークを憎んでいる「マラ・ジェイド」の過去が明らかになりましたし、ランドから盗んだモール・マイナーがやっと出てきました。
また、フォースがない中でのルークの戦いなど、面白いバトルも多くありましたね。
ただ、ジョーラース・シーボースや、チューイがあまり出てこなかったこと、スローンの頭の良さがあまり発揮されなかったことが残念でした。
良い点
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『クローンウォーズ』に影響を与えている
超びっくりしましたよ。
『クローンウォーズ』に出てくる、「アブレガド星系」や、「スペーストルーパー」が出てくるんです!
これらは映画では出てきていないので、『クローンウォーズ』が、『帝国の後継者』を参考にして作られている可能性があります!
面白い!
数回しか出ていないワードを引っ張ってきて、そのままアニメで使っちゃうとか!
デイヴ・フィローニは天才ですね。
いやぁ、スターウォーズってアツい!
アツ過ぎる!
もう一回『クローンウォーズ』を観ようと思います。
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スローンがカッコ良い
活躍は少ないですが、今回もカッコ良いです。
具体的には、短い目ではなく、長い目で戦争を見ていること。
つまり、短期的な勝利は潔く捨てて、最終的には勝てば良いと思っているんです。
結果、無駄な戦闘が無くなって、損失が減る。そして、戦争に勝てる確率が上がる。
カッコ良い!
こんなに戦争について考えている提督がいます?
個の強さでは負けますが、戦略面ではパルパティーンよりも優れているかもしれませんね。
ここまでくると、有能な部下がいないのと、毎度ルークに遭遇してしまうのが可哀想ですね。
敵だけど、頑張って勝って欲しい。
新たに分かったこと
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ジェダイは昏睡状態にならないようにする技を身につけている
敵にやられる直前に構えることにより、昏睡状態にならず、そのまま敵と戦える技があるそうです。
これは強すぎますね。
さすがジェダイ。
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ノーグリはヴェイダーに仕えていた
ヴェイダーに恩があるので、ヴェイダーに仕えており、彼を主として敬っていたそうです。
これはかなり驚きですね。
しかも、ヴェイダーが亡くなったので、ノーグリたちは帝国に仕えたくないらしい。
今後の展開が楽しみですね。
そして、一つ気になったことがあるのですが、『スカイウォーカーの夜明け』の序盤に出てきたムスタファーの「ヴェイファインダー」(エクセゴルへの道標のあれ)を守っていて、カイロ・レンと戦ったのは、ノーグリたちですかね?
ヴェイダーを主として仕えていたということは、ヴェイダー亡き後も「ムスタファー」に残り、「ヴェイファインダー」を守っていたとしてもおかしくないですよね。
違うかもしれませんが、考察の幅が広がって面白いです。
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マラは皇帝の手だった
ルークのことを憎んでいる女性マラ・ジェイドですが、彼女は「皇帝の手」だったそうです。
しかし、皇帝が亡くなったことで職を失ったため、密輸業者をやっているらしい。
皇帝の手とは、皇帝のためにあらゆる任務をこなす者のことです。
ドゥークーとヴェントレスのような関係ですね。
「皇帝の手」は複数人存在するんですかね?
もしそうだとしたら、今後の展開が面白そう。
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『反乱者たち』に出てくるスローンの部下のクリーチャーは、ノーグリのルクだった。
今更ですが、『反乱者たち』にでてくるスローンの部下のクリーチャーがいたじゃないですか?
あのクリーチャーは「ルク」だそうです!
つまり、正史にもルクが登場していた!
全く同じポジションで!
正史にもノーグリが登場しているということは、前述の『スカイウォーカーの夜明け』の考察が現実味を帯びてきましたね。
点と点が繋がって線になるの面白い!
帝国の後継者 下巻のまとめ
スローンの活躍が少ないのが残念ですが、今回も新たな発見が多くあり、とても楽しめました。
ではまた次回!
帝国の後継者上巻
反乱者たちでも、スローン大提督の活躍を観られます
白い軍服が最高にカッコ良い
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