こんにちは!ワイロです。
エンドゲームを観てソーのことがかなり好きになったので、『マイティソー/ラグナロク』の感想を書いていきます。
もちろんエンドゲームのネタバレはありませんので、ご安心ください。
マイティソー バトルロイヤルの作品情報
2017年 / アメリカ / 130分
監督 タイカ・ワイティティ
出演 クリス・ヘムズワース
マーク・ラファロ
トム・ヒドルストン
ケイト・ブランシェット
テッサ・トンプソン
ベネティクト・カンバーバッチ
興行収入 8億5600万ドル
あらすじ
アベンジャーズの一員として地球を守るために戦ってきたソー。彼の前に突如現れたのは、“死の女神・ヘラ”。アベンジャーズのメンバーですら持ち上げることができない、ソーの究極の武器・ムジョルニアをいとも簡単に破壊すると、圧倒的なパワーでアスガルドへ攻撃をはじめる。ヘラの野望を知ったソーは、盟友ハルク、宿敵ロキらと破天荒なチーム“リベンジャーズ”を結成し、極限バトルに挑む!果たして、ソーたちは史上最強の敵からこの世界を守ることができるのか?ヘラの復讐の目的は!?そこには、ソーの運命を変える秘密が隠されていた…。
公式サイトより引用
ネタバレ感想
シリアス路線からギャグ路線に変わったため、かなり面白くなっていますが、良くも悪くも内容が薄い作品となっています。
ですが、内容が薄い分 気軽に観られますし家族で楽しめるでしょう。
ぜひご覧ください!
ここからネタバレがあります。
良い点
- ギャグ路線に変更した
- ギャグが多め
- ハルクが登場する
- ドクターストレンジが登場する
- コーグが面白い
- タイカ・ワイティティ監督が面白い
- 歌がアクションとマッチしている
- ロキが可愛い
- ハルクが面白くなっている
- ソーがカッコ良い
- ヘイムダルがカッコ良い
- 誰でも楽しめる
- タイトルの出し方がカッコ良い
- ソーとロキの会話が面白い
- マッドデイモンが登場する
- ソーとハルクが戦う
- インフィティガントレットが登場する
- IWにつながる
- オマージュがある
- ヴァルキリー部隊の映像が綺麗
- グランドマスターが登場する
- ウィドウが登場する
- NGシーン集が面白い
- 監督へのインタビューが面白い
- ソーが短髪になる
- ブルースが可愛い
悪い点
- ソーとハルクのバトルは決着が微妙
- 邦題がイマイチ
- サーターがスルトになっている
- ヘラのカブトがダサい
- 内容が薄い
説明していきます。
「ギャグ路線に変更した」
ソー1,2のシリアス路線からギャグ路線に変更したことで、笑いが多くなり、誰でも楽しめるようになりました。
この変更は賛否両論ありそうですが、誰でも楽しめますし私はこっちの方が好きですね。
「ギャグが多め」
ギャグ路線に変更したことで、ギャグがかなり多くなっています。
サカールでのシーンはずっとギャグを言っていますからね。
ちなみに、映画全体の80パーセントがアドリブなのでこういう映画になったらしいです。
「ハルクが登場する」
映画の中盤からハルクが登場します。
いつも通り強いですし、少しですが会話が出来るので、面白いキャラクターとなっています。
この作品でハルクが好きになる人も多そうですね。
「ドクターストレンジが登場する」
少しですが、ドクターストレンジが登場します。
あの上から目線キャラで出てくるので、ドクター・ストレンジ好きは楽しめると思います。
「コーグが面白い」
新キャラクターの岩のエイリアンである、「コーグ」が面白いです。
常に早口で面白いことを言って場を和ませるあの感じを出した、タイカ・ワイティティ監督は凄いですね。
前は俳優もやっていたらしいです。
「タイカ・ワイティティ監督が面白い」
コーグの演技やインタビューでの監督が面白いです。
ずっとふざけていますからね。
特典でインタビューが観られますので、是非ご覧ください。
「歌がアクションとマッチしている」
覚醒したソーの見せ場や、オープニングのソーのアクションで流れる「移民の歌」がアクションとマッチしています。
こればかりは、映画を観ないと分からないので是非ご覧下さい。
「ロキが可愛い」
ギャグ路線に変更したことで、ロキの扱いもかなり面白くなっています。
具体的には、「助けてネタ」や「30分間落ち続けていたネタ」や「毎回物を投げつけられるネタ」ですね。
いつも以上に可愛くなっているので、好きになった人も多いでしょう。
私もその一人です。
「ハルクが面白くなっている」
ハルクが少しだけ会話が出来るようになったので、面白くなっています。
具体的には、ソーと喧嘩をしたり、お風呂に入ったりですね。
その後のソーの反応も面白いです。
ただ、2年間ずっとハルクだったバナーは可哀想ですね・・・
「ソーがカッコ良い」
彼が主人公なので当たり前ですがカッコ良いです。
イマイチだった髪を切って短髪になったり、覚醒して雷を操るようになったり、ムジョルニア以外の武器を使ったり、ギャグを言ったり、みんなを纏めたり。
見た目はもちろんですが、精神的にも強くなりましたね。
かなりカッコ良いです。
「ヘイムダルがカッコ良い」
ヘイムダルは前作よりも渋くなり、カッコ良くなっています。
離れたところからソーを助けるのも良いですね。
ヘイムダル好きはぜひご覧ください。
「誰でも楽しめる」
ギャグ路線になった為、誰でも楽しめます。
気まずい描写とかもないので、家族で楽しめるでしょう。
「タイトルの出し方がカッコ良い」
タイトルの出し方がかなりカッコ良いです。
あのビフレストの跡から「THOR RAGNAROK」って浮かんでくるやつ。
かなりセンス良いですね。
「ソーとロキの会話が面白い」
ギャグ路線に変わった為ソーとロキの会話も面白くなっています。
具体的には、「助けて」や毎回物を投げつけているかどうか確認したりですね。
ラストシーンでの会話はホッコリするので、是非ご覧ください。
「マッドデイモンが登場する」
アスガルドでのロキが死ぬ劇のシーンでロキを演じているのは、あの「マッドデイモン」です。
『オデッセイ』とかに出ている方ですね。
又、あの劇でソーを演じているのは、ソー役の「クリス・ヘムズワース」さんのお兄さんらしいです。
是非ご覧下さい。
「ソーとハルクが戦う」
サカールの闘技場でソーとハルクが戦います。
彼らは『アベンジャーズ』でも1度戦っていますが、今回は雷を呼んだり、ムジョルニア以外の武器を使ったりするので、かなり面白くなっています。
迫力もすごいので、是非ご覧下さい。
「インフィティガントレットが登場する」
アスガルドの宝物庫のシーンに「インフィニティガントレット」が登場します。
今回出てきたのは偽物らしいですが、「インフィニティウォー」では本物が登場するので、両方観るとより楽しめると思います。
今回出てきた偽物のやつは、コミックの『インフィニティガントレット』のガントレットと同じデザインなので、コミックファンはニヤッとすると思います。
「IWにつながる」
本編後のおまけシーンでソー達の船の前にサノスの船が立ちはだかり、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』に繋がります。
この「インフィニティウォー」もかなり面白いので、是非ご覧下さい。
「オマージュがある」
サカールでのバトルロイヤルシーンでハルクがソーの足を掴んで振り回すシーンがありますが、あれは『アベンジャーズ』でのロキ振り回しシーンのオマージュですね。
MCUは、シリーズ過去作のオマージュをやっちゃうのが面白いですね。
この後、ロキがザマァ見ろというのも面白いです。
「ヴァルキリー部隊の映像が綺麗」
ヴァルキリー部隊がヘラと戦うシーンの映像が綺麗です。
あのペガサスに乗って戦っているシーン。
映画館で観たかった・・・
「グランドマスターが登場する」
コレクターの兄弟であるグランドマスターが登場します。
コレクターと服装がそっくりだったり、ヴァルキリーにキスをされて喜んだり、面白いキャラクターですね。
今後も『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー3』などで出てくる可能性があるので、楽しみです。
「ウィドウが登場する」
『アベンジャーズ/エイジオブウルトロン』時の映像だけですが、ウィドウが登場します。
少ししか出ませんが、ファンは楽しめるでしょう。
この後のバナーの反応も面白いです。
「NGシーン集が面白い」
特典に収録されているNGシーン集が面白いです。
他の映画と違って監督が登場しているんですよ。演技中じゃないのに。
メチャクチャ面白いので、是非ご覧ください。
「監督へのインタビューが面白い」
これまた特典映像の話で申し訳ないのですが、監督へのインタビュー映像がかなり面白いです。
エキストラの服を着て参加したり、途中で立ち去ったり、最高に面白いので、是非ご覧ください。
「ソーが短髪になる」
長髪で少しカッコ悪かったソーが髪を切り、短髪になります。
これがメチャクチャカッコ良い。
なんで最初からこれにしないのか。
これだけで興行収入がかなり変わりそうです。
「ブルースが可愛い」
バナー(ハルク)がかなり可愛いです。
顔はもちろん、トニーの服を着た後の反応だったり、ヴァルキリーとの会話だったり、ロキと再会しての反応だったり、全てが可愛い。
マーク・ラファロさんはかなりはまり役ですね。
「ソーとハルクのバトルは決着の仕方が微妙」
ソーとハルクが戦うのはかなり嬉しいのですが、勝負の結末が微妙です。
グランドマスターに電流を流されて気絶したところをハルクが殴って終了っていう・・・
どちらも強すぎて結末を決めるのが難しかったのかもしれませんが、もう少し丁寧にやって欲しかったです。
「邦題がイマイチ」
邦題がイマイチです。
「バトルロワイヤル」より「ラグナロク」の方が良いと思うんですよね。
ただ、全くMCUを観たことがない方は、「バトルロワイヤル」の方が反応が良い気もします。
「サーターがスルトになっている」
これも個人の好みの問題ですが、炎の国の王「サーター」の名前が「スルト」になっています。
字幕の関係でこうなってしますのかもしれませんが、やっぱり「サーター」の方がカッコ良いし言いやすいので、こっちの方が良いです。
「ヘラのカブトがダサい」
これまた好みの問題なんですが、ヘラのカブトがダサすぎる。
髪を下ろした時はカッコ良かったのに、カブトにした途端ダサくなるので、魅力がなくなるんですよ。
魅力といえば、メチャクチャ強いことくらい。
コミックに忠実なのかもしれませんが、そこはファルコンやホークアイみたく現代の感じに合わせて欲しかった。
「内容が薄い」
これも好みの問題ですし、私はこれで良いと思っていますが、内容が薄いです。
ソーの精神面が変わり、「アスガルドは場所じゃない民だ」って気付いてアスガルドを出るだけ。
まぁその分、小さい子供でも楽しめるようになっているので良いと思います。
てか、ギャグ路線なのに話が重い方が問題だと思う。
次に疑問点と考察
疑問点と考察
- ストレンジはどうやって瞬間移動をしている?
- ヘラ強すぎない?
- オーディン、クソすぎない?
- ハルクはどうやってサカールに行った?
説明していきます。
「ストレンジはどうやって瞬間移動をしている?」
ストレンジ邸でのソーとストレンジの会話中、ストレンジがソーごと瞬間移動をしまくりますが、あれはどうやってやっているんですかね?
あの輪っかを部屋ごとやっているのかな?
作中で言及されていないので気になりますね。
『ドクターストレンジ2』で言及される感じかな?
楽しみです。
「ヘラ強すぎない?」
ちょっとヘラが強すぎましたね。
アベンジャーズで1番強いソーでも全く止められないのは強すぎる。
サーターも倒れそうになっていましたし。
今度ヴィランとして出てきたら、かなり手こずりそうですね。
生きているかは分かりませんが、楽しみです。
「オーディン クソすぎない?」
ヘラの話が本当だとすると、オーディン クソすぎませんか?
ヘラを使うだけ使って捨てるっていう。
そりゃグレるよ。
ソーとロキにヘラ問題丸投げしてヴァルハラに行っちゃうし。
無責任すぎる。
「それでも神か?」
「ハルクはどうやってサカールに行った?」
ハルクはどうやってサカールに行ったんでしょう?
『エイジオブウルトロン』では海に落ちたのが見つかった、と行っていましたが、あれはどうなったの?
謎ですね。
サカールは宇宙のゴミ箱だから、海からサカールに落ちたとか?
謎すぎますね。
今後言及されるのでしょうか?
最後に
かなり好みの分かれる映画ですが、私は好きです。
ギャグ、キャラクター、音楽、ストーリーなど、かなり面白いので是非ご覧ください!
『マイティソー ラグナロク』の後は、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の鑑賞をオススメします。
ではまた次回!