こんにちは!ワイロです。
今回は、映画『シビル・ウォー キャプテンアメリカ』の感想を書いていきます。
- シビルウォー / キャプテンアメリカの作品情報
- あらすじ
- 人類の平和を守るためのアベンジャーズによる戦いは、全世界に拡大。多くを救う反面、その人的・物的被害は膨大なものになり、ついにアベンジャーズは国際的な政府組織の管理下に置かれる事態に。一般市民を危険にさらしたという、罪の意識を持つアイアンマンことトニー・スタークと自らの行動は自らが決めるべきという信念のキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、それに強く反発する。彼らの対立が生み出す一触即発の緊張の中、壮絶なテロ事件が発生。犯人として、キャプテン・アメリカのかつての親友ウィンター・ソルジャーことバッキーが指名手配された。“過去”を共にした無二の親友か、未来を共にするはずのアイアンマンら仲間との友情か。ふたつの絆で揺れるキャプテン・アメリカの決断は、最強チーム<アベンジャーズ>を二つに引き裂く“禁断の戦い”を告げるものとなるのだった…
- ネタバレ感想
- 最後に
シビルウォー / キャプテンアメリカの作品情報
2016年 / アメリカ / 147分
監督 アンソニー&ジョールッソ兄弟
出演 クリス・エヴァンズ
ロバート・ダウニー・Jr
スカーレット・ヨハンソン
セバスチャン・スタン
アンソニー・マッキー
あらすじ
人類の平和を守るためのアベンジャーズによる戦いは、全世界に拡大。
多くを救う反面、その人的・物的被害は膨大なものになり、ついにアベンジャーズは国際的な政府組織の管理下に置かれる事態に。
一般市民を危険にさらしたという、罪の意識を持つアイアンマンことトニー・スタークと自らの行動は自らが決めるべきという信念のキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、それに強く反発する。
彼らの対立が生み出す一触即発の緊張の中、壮絶なテロ事件が発生。
犯人として、キャプテン・アメリカのかつての親友ウィンター・ソルジャーことバッキーが指名手配された。
“過去”を共にした無二の親友か、未来を共にするはずのアイアンマンら仲間との友情か。
ふたつの絆で揺れるキャプテン・アメリカの決断は、最強チーム<アベンジャーズ>を二つに引き裂く“禁断の戦い”を告げるものとなるのだった…
ネタバレ感想
キャプテンアメリカと言いつつアベンジャーズやってますし、『ウィンターソルジャー』の監督である「ルッソ兄弟」が作っているので、メチャクチャ面白いです。
しかし、キャップとトニーの意見が毎回食い違うので、鑑賞後はかなりイライラします。終わり方もちょっと曖昧すぎますしね。
まあ、ファンサービス的なシーンが多いので、MCUファンは間違いなく楽しめるでしょう。
良い点
- ファンサービスが多い
- 話の持っていき方がすごい
- アクションがすごい
- 全員カッコ良い
- 映画ネタがある
- 新キャラを話に組み込んでいる
悪い点
- ツッコミ所が多い
- 終わりかたが曖昧
説明していきます。
「ファンサービスが多い」
空港でのヒーロー同士のバトルなどファンサービスが多いです。
ヒーロー同士が戦うってだけで面白いのに、スパイダーマンがスパイディしていたり、ジャイアントマンが登場したり、ヒーロー同士が連携したり、とにかくアクションが楽しいです。
まあ、そこに行くまでの理由や、そこでの犠牲は悲しいですが。
もっとスパイディしている作品
「話の持っていき方がすごい」
上手いですね。始めは「ソコヴィア協定」に同意するか否かで対立していたのに、そこから、ジモを捕まえたい側、バッキーを捕まえたい側に別れ、さらにそこから、バッキーのハワード殺害問題に移行します。
これら全てで、キャップとトニーの意見が別れているのが辛いですね。
1回はトニーが自分の非を認めて和解するのに、ジモの策略によってまた分裂と、話がややこしいし、イライラします。
ソコヴィア協定は、修正案を出してなんとか妥協すれば済む話ですが、バッキーの殺害問題はキャップに非がありますね。あれだけ正義感の強い男なんだから、トニーみたいに謝って欲しかった。しかも、謝らないどころかトニーを殴っていますしね。
ちょっとこの辺は理解できません。
僕のキャップ像と違いすぎるのですが、それほどまでにバッキーは大事なのでしょうか?
確かに、ペギーが死んだ今、大戦中のキャップを知る人はバッキーしかいませんが、彼を庇うのではなく、トニーを攻撃するところは理解できませんね。
あそこはダメだと思う。
キャップはかなり好きなだけに、ちょっと落胆しました。
「アクションがすごい」
さすがルッソ兄弟アクションが凄いです。
お得意の近接アクションしかり、各キャラクターの長所をちゃんと引き出している戦闘、全てがカッコ良いです。
映画館で観たかった。
「全員カッコ良い」
ちょっとイライラする所もありますが、全員良いですね。
先述した通り、ちゃんとキャラクターの長所を生かしたバトルをするので、観ているこっちはかなり楽しいです。
「映画ネタがある」
ジャイアントマンを倒すシーンに映画ネタがあります。
具体的には、スパイダーマンの「帝国の逆襲」作戦ですね。
『帝国の逆襲』に出てくるウォーカーをケーブルで倒すシーンが元ネタとなっています。
この『帝国の逆襲』は、スターウォーズで1番面白いので、是非ご覧ください。
「新キャラを話に組み込んでいる」
新キャラクターである、「スパイダーマン」と「ブラックパンサー」をちゃんと話に組み込んでいます。
具体的には、ブラックパンサーの復讐物語とスパイダーマンのスパイディらしさ、ですね。
スパイダーマンの方は、ちょっと違う感じもしますが、原作に忠実ですし、何より面白いので良いと思います。
「ツッコミ所が多い」
ソコヴィア協定問題、ジモ問題、バッキー問題、ヒーローの分裂、キャラクターの掘り下げ、新キャラクターの紹介、掘り下げなどを行い詰め込みすぎた結果、ツッコミ所も多くなっています。
ただ、これだけ多くのものを2時間に納めただけで凄いので、ここには目を瞑っておきます。
そもそも、いちいち突っ込んでいたらアクション映画とか観られないですしね。
「終わりかたが曖昧」
終わり方が曖昧です。
結局、和解したみたいな感じになっていますが、手紙とか一方的過ぎるし問題の解決になっていない。
他のメンバーがどうなったか分からない。
詰め込みすぎたのが、仇となっていますね・・・
公開時には観に行っていないので分かりませんが、観た人はかなりモヤモヤしたでしょうね。
まあ元も子もないことを言うと、『インフィニティウォー』で全て分かるので、これでも良い気がしますが。
次に疑問点を書きたい所ですが、『インフィニティウォー』で全て分かりますし、不満ばかりになるので、やめておきます。
最後に
なんだかんだ不満が多くなってしまいましたが、空港のシーンはかなり楽しいですし、全員がカッコ良いので、是非ご覧ください!
この後の『アベンジャーズ インフィニティウォー』もセットで観ると、より楽しめると思います。
ではまた次回!
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